ライトゲーム用の ちょっとひと工夫
シーバスフィッシングでは
複数タックル、という選択肢は無く
その日にやりたい釣りに合わせたタックル1本で出撃するし
ロッドを替えると言うよりは
持って行くルアーセレクトがほぼ全て
って感じです。
しかし、ライトゲームにおいては
リグ(仕掛け)そのものがかなり違うので
フロートやって、ジグヘッドやって、プラグやって
となると
効率を考えると
どうしても複数のタックルを持ち込みたくなります。
そんな時の、「ひと工夫」のお話しです。
足場が良いポイントで釣りをする場合には
ロッドスタンドの付いたバッカンやクーラーBOXを持ち込めば
使っていないタックルは立てて置いておくことができますが
足場の悪いポイントでは、そうは行きません。
また、そもそも、複数タックルの準備が無いってことも
大いにあり得るかと思います。
私も、メバリングにおいて、プラグ用のロッドを調達中で
今は、フロートとプラグをセットするタックルが足りません。
そこで思いついたのが、事前のリグの仕込み (^^
プラグゲームをやる場合は、リーダーの先にスナップを付けるので
フロートゲームをする時には、先にフロートリグのセットを作っておき
スナップに繋げば、フロートリグへの変更が簡単に完了します。
写真のように、スイベルを使ってフロートリグを作っておきます。
リーダーの先のスナップに、片方のスイベルをセット
反対側のスイベルにリーダー&フックを接続すれば
フロートリグの完成です。
フロートリグにする時には、何が面倒で時間がかかるって
絡み防止のチューブや、フロート本体、クッションゴム、などを
暗いところで、ヘッドライトの灯りだけを頼りに組み直すのが大変
手元灯りだけでは遠近感が掴み辛いので
小さい穴に、ラインを通すのが一苦労・・・
とにかく、イライラします (^^;
と言うことで、事前にセットしておけば
すぐに釣りをすることができます。
今回は、フロロの6lbを利用してセットしてみました。
昨日に、1時間ほど実戦投入してみましたが
ラインが絡む、などのトラブルは出ませんでした。
本当は、より感度を高める為には、スイベルやスナップで仲介しない方がいいのは間違いないと思いますが
臨機応変にリグを交換できるメリットを考えると
タックルBOXに忍ばせておくメリットは十分あるかと思います。
また、プラグやジグヘッドに替えたければ
この「プリセットフロートリグ」を外せばいいだけ。
そして、また使えます。
ただ、実際に作ってみて
使用するラインには、まだ工夫が可能な気がしています。
①もっと太い、張りのあるフロロを利用する
②リールに巻くときに余ったPEを利用する
①は、よりライントラブルを減らせる効果が期待できると思います。
昨日も、リグの回収毎に絡みがないかチェックしていましたが
一度だけ、フロントのリーダーが、プリセットフロートリグに絡んでいました。
すぐに気付いたので、簡単に修正できましたが
せっかく絡み防止チューブも使っていることですし
張りのある、10lb~12lb程度のラインを利用すれば、より絡み防止効果が高まるのではないかと思っています。
と言うことで、継続検証~~
②は、強度と言う面では間違いないと思うし
余ったラインの有効活用というメリットはあるのですが
①とは反対に、ライントラブルが増えるのではないか?という懸念を抱いています。
キャスト中にプリセットフロートリグが暴れれば暴れるほど
着水時のトラブルの確率は上がると思います。
これも、あまり期待せずに、ダメもとで検証してみたいと思っています。
同じようなことを考えて実践されている方も多いのかも知れませんが
実際に自分でやってみて
結構便利だったので、簡単ですが、ご紹介でした~~
■追伸
プリセットフロートリグには、リグの種類を替えることができるメリット以外にもメリットがあります。
それは、フロートの交換も簡単に出来る、と言う点です。
因みに、私の一番のお気に入りフロートは
オーシャンルーラーさんのアクティブフロートですが
アクティブフロートにはウェイトのバリエーションがありません。
本体にシンカーを入れることができる構造になっていますが
シンカーを入れると、浮力が落ちます。
2B~3Bを入れると、シンキングになってしまいますし
Bでは、本体は浮いていても、ジグヘッドの重みを背負うと沈みます。
ジグヘッドの重さが0.3gでも沈みます。
なので、あくまでも浮かせて使いたい時には、シンカーは内臓できません。
アクティブフロートの重さは、約5g
風の向きや、狙うポイントの距離など
どうしても遠投したい時には
もう少し、ウェイトが欲しい~~
そんな時には、Arukajikさんの、ぶっ飛びロッカーの登場です。
こちらは、フローティングタイプで、MAXウェイトが7.6g
2gの違いですが、やはり飛距離にはかなり差が出ます。
と言うことで、状況に応じて、フロート本体の変更をする時にも
一度、リグを切って交換しなくても
簡単に変更が可能、というメリットがあります~ (^^
関連記事