誰もが気になる バラシの対策

GONTA

2015年04月08日 15:53

こんにちは!

昨日は、雨で釣りに行けなかったので

貧果の釣行記はありません~

そして、釣りに行かない日は

恒例の夜なべです (^^;;




今日の夜なべネタは、バラシ対策の仕込みです。

魚釣りにバラシは切ってもきれない関係です。

且つ、それがシーバスとなると

その可能性は更に倍!!

篠沢教授に2000点!!
となります。

※古くて済みません。。。


バラシ対策として有名(有名になった)なのは

スピニングリールのレバーブレーキ

確かに、飛びそうな瞬間にレバーを使ってラインを出してあげれば

ジャンプを回避できる確率は上がると思います。

が、バラシは何も、ジャンプだけの話しではありません。

ゆっくり寄せてきて~

手元で最後の反撃に合って

ひっぱり合いっこの結果として

ラインを切られたり

口切れで外れたり

水中反転で外れたり

フックが伸びたり

etc


とジャンプだけに注目していても、バラシを減らすことはなかなか難しいと思います。

こう言っている私も、シマノさんのエクスセンスLBを所有していますが

最近ではレバーブレーキの登場シーンはほぼありません。

と言うのも、沖堤などで、走りまわられてもOKなポイントではレバーでゆっくり、もいいかも知れませんが

シャローなどで、障害物などがある場合などは、悠長にラインを出している場合ではないことも多く

逆に、如何にラインを出さずに自分の有利な場所へ引きずり出すか?

に頭を使う場合が多くなってきているのがその理由かと思っています。

まあ、良し悪しは、両面ある、と言うことで (^^


そうそう、リールについて言うと、ベイトタックルという選択肢もありますね。

クラッチを切って、魚との距離感をかなりアナログに詰めていく楽しさ~

これも、個人的には、大いにありだし、バラシ軽減効果は大きいと思います。





次に、ロッドです。

シーバスのヘッドシェイクの衝撃を少しでもリニアに吸収する仕事を

ロッドにはして欲しいので、シーバスロッドには、ある程度の過重のルアーがキャストできる性能と同時に、ある程度の柔軟性も大事な要素になってきます。

いわゆるガチガチ、ピンピンの高弾性ロッドは

ルアーの飛距離は稼げても、実際に魚を掛けた後の対応として

その性能が不利に働くことも、ままあります。

私の使ってきた中で、「いいな」と感じているロッドだけを上げてみると

やはり、AIMSさんのブラックアローシリーズ。

このシリーズは、どの長さにおいても、シーバスをバラさずに取り込むことを意識して設計されたことを感じます。

そして、こないだ使ってみた、リップルフィッシャーさんの、トラディション96かな

これも、一定の負荷か掛かると綺麗にベンドして魚の動きに追従してくれます。

まだ、巨ボラしか掛けていませんが、やり取りの中でブラックアローに近い性能を感じました。

かと言ってもベナベナでは、フッキングしませんので、ちょうどいい塩梅がロッドメーカーの妙かと思います。

と言うことで、使うロッドにおいても、バラシ対策につながる要素があります。



そして、最後は、フックチューンです。

間違いなく有名なのは、シングルフックチューン、アシストフックチューンかと思います。

確かに、シングルフックは、フッキングの力が掛かるのが1点に集中するので

深くしっかり掛かる可能性が高くなります。

が、しょせん、スプリットリングで連結している限り

魚が暴れて、刺さっている場所に対して

ネジれやコジレが発生すると、外れることになります。

そこで、更に優れているのが、アシストフックかと思います。

アシストフックは、PEやケプラーの編み糸部分があるので

ネジれなどの負荷が、フックポイントに届かない確率が高くなります。

なので、バラシもすくなくなる。

いい例としては、エビ撒きなどで釣られている方を見ていると

水面でバシャバシャ暴れさせていても、バラシません。

フックも小さいし、ネジれやコジれが発生しないので、フックアウトが少ないんだと思います。


ハーモニカ喰いがバレにくいのも

2本のハリが掛かっているという理由に加えて

フックが2ヶ所掛かることで、フックがコジられる余地がほぼ無くなるのでバレにくいんだと思って見ています。



しかし、シングルフック系で、未だに自分の中で拭いされない不安は・・・

バイトミスをトレブルフックよりも少なくすることはできないのではないか?


と言うことで、魚が暴れたり、跳ねたりした時に、より、ルアーの過重がフックに影響を与えないように

と思って考えたのが、これです。







大袈裟に言う話しではなく、既に、一部の方は実践されているチューニングですが

私も、最近、導入して試してみています。

今のところ、強度面での問題は出ていません。

フックを替える時は切るしかないの?

→はい、そうです。

慣れれば、結構簡単に早く作業ができますが、夜のフィールドで上手くできるか?

は今後の検証課題です。



バイブレーションなどの、重いルアーでは、更に効果が発揮されるのではないか?

と期待しています。




最近は、バイブレーションでも、ローリングスイベルが装着されている製品を良く見ます。

それも、本質は同じところを意識しているのではないかと思います。

バイブレーションにおける大きな課題は、鉄板系をどうするか?です。

同じ仕様で挑戦すると、切れそうです (^^;;





バラシのメカニズム。

自分の中では、より深いバイトを誘発する「釣り方」で回避するのが本質だと思っていますが

ある程度のチューニングでも回避確率が上がるのであれば、積極的に導入していきたいと思っています。



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