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2014年05月27日

LBリールと、ドラグリールについて

シーバスフィッシングにおいては、最近ではレバーブレーキリールはすっかり固定席を確保してきた感じが強いですね。

かく言う私もレバーブレーキを使用しています。
もっと言うと、レバーブレーキ搭載機の方が出番が多いです。

と言うことで、レバーブレーキリールの話しを中心に、ドラグリールとの違いなどについて書いてみたいと思います。

ここ数年で、レバーブレーキリールも、ドラグリールも、かなりいろいろな機種を使ってきました。

■シマノ
10エクスセンスLB 3000HGM
11エクスセンスLB SS 3000HGM
07ステラC2500
10ステラC3000HGM
13エクスセンスLB 3000HGM
14ステラ3000HGM
■ダイワ
旧セルテート3012H
現行銀狼
現行セルテート2510H

やはり、シーバス釣り師として、エクスセンスLBが多いのですが、2012年の1年は通常のドラグリールタイプである、現行のセルテートを愛用して釣行を重ねてきました。

それは、旧エクスセンスLBにおいて、レバーブレーキの操作性のメリットよりも、ガタツキ感等の不安要素のデメリットが大きかった為に、スプールや本体の剛性感や安心感が高いセルテートに落ち着いた感じでした。
且つ、現行セルテートは、ラインローラーにもマグシールドが搭載されており、釣行後に毎回部屋にリールを持ち帰らない(車に積みっぱ)私にとってはメンテナンスの容易な点が非常にマッチしていました。約1年間、ほとんど室内に持ち帰ることなく、釣行後にペットボトルの水をジャブジャブとぶっかけるだけで、全く問題なく使用することができましたし、今でも問題なく使えています。

また、現行セルテートに変える前に半年ほど使った、ダイワの黒鯛用LBDリールの銀狼も、デザインや性能は気に入っていたのですが、やはり磯用リールということで、レバーが長く、キャスト時に結構邪魔に感じていました。同じダイワのルアー用LBDリールのモアザン・ブランジーノのレバーと交換したかったのですが、メーカーさんから不可能との回答を受けて断念。使っている間にリーリング感がゴロゴロとしてきて違和感を感じ、ここで現行セルテートに移行したのでした。

ですが、去年(2013年)の秋に、シマノのエクスセンスLBがモデルチェンジを行いました。随所に機能見直しがされているとのことで、元々LB好きであった私の好奇心が鎌首をもたげました。
そして、さっそく購入することに。SSではないので、値段はそこそこと言ったところ(^^
ローラークラッチもかっちり感があるとのことで使ってみましたが、ローター逆転時等の安定感だけでなく、巻心地なども格段にアップしていることを実感することができました。前バージョンのエクスセンスを使っていただけに、余計にその差を実感することができました。
LBリールと、ドラグリールについて


改めてレバーブレーキリールに戻ってみて感じたことは、魚とのやり取りにおいて、非常に自由度が高いと言うこと。

ドラグリールは、基本、事前に設定したドラグにてラインが出て行く張度が決まっているので、そのテンションまでは絶対に糸は出て行きません。ステラもセルテートも、ドラグ性能は秀逸なので、ちゃんと利用すればラインを切られる等の不慮の事故?は発生しませんでしたが、足元や手元でもう少しゆっくりやり取りがしたくても、手でラインを引っ張らないとラインは出せませんでした。
シーバスフィッシングでは、掛けた後に一気に手前へ走ってくることも多々ありますし、大人しく寄ってきても、足元で最後の抵抗で大暴れすることも多々あります。だいたい、そういう時にバレるのですが、ドラグリールでは、一旦詰まった間合いを再度広げるには手でラインをジージー出すか、思い切ってベールアームを起こしてラインを出すしかなく、ヒヤヒヤすることもあります。

この点において、レバーブレーキリールは、ラインの出し入れが任意なのです。
手前に寄せてからではなくも、沖でも、少し強めに魚が走る時はラインを緩めて送り出す。
そして、また改めて寄せてくる、と言った、一定の間合いを自分の都合で調整しながらやり取りができるのです。
このことにより、ランディングまでに精神的な余裕を持てることを実感しました。
「デカいな~ ヤバいかな~」と思う時は無理をせずにラインを出す。
「敵も弱ってきたな~ 抵抗がマシになってきたな~」と感じたら、間合いを詰めてランディングの用意をする。

よく、エラ洗いでジャンプする特性の強いシーバスでは、LBを駆使してラインテンションを弱めると魚が跳ねない、と言われますが、これは紛れもない事実です。
ナイターでは魚が水面に来ているかどうか見えないので、LBは意味がない、と言われたりしますし、私も思っていたのですが、実際には魚との引っ張り合いの強さでジャンプを予知することは、かなりの確率で可能です。
シーバスは、強いテンションを感じると水面に出て、ルアーを外そうと暴れるので、跳ねるのはだいたい強く引っ張り合いをした直後です。
なので、魚が強く引いている時は、障害物などさえなければ、ラインを少しずつ出してやります。そうすれば、魚は結構跳ねないものです。これはあくまでも私の感覚的なものではありますが、やっている内に体が覚えてきてくれています。

他にも、LBリールのメリットはあります。先ほどから書いているように、魚が引けば、任意のタイミングでラインを出せるので、少しドラグを強めに設定していても、細いラインの使用が可能です。
ラインヤバいかな~ と思った時に、レバーを握っている指を緩めてスルスルとラインを出せばラインテンションのコントロールが可能です。

と言うことで、いいことずくめのLBリールに思えますが、ドラグリールには、ドラグリールの良さがあります。
それは、パワーファイトです。
まさに、LBリールの裏返しになります。
ラインテンションをコントロールし、魚を暴れささないようにして、時間をかけて魚を獲るのがLBリールなら、ラインテンションをしっかりかけて、魚とのガチンコ勝負ができるのがドラグリールの醍醐味です。
先ほども書いたように、ラインテンションを強めると、シーバスは水面に出て跳ねます。もしくは、頭を水面から出して激しくヘッドシェイクをしてルアーを外そうとします。
ここで、ロッド操作で魚の動きを封じ、魚に優先権を渡さずに仕留める。跳ねるシーバスだからこそ味わえる醍醐味だと思います。
水面に魚が出てバシャバシャと跳ねる。更にサイズが大きくなってくると、全身では飛び出ずに、頭だけを水面から出して、テイルウォークをしながら抵抗します。

まさに「ズババババ~~ン!」
最高にシビレる瞬間ですね。
ラインの出し入れは、先にも書いたように任意にはできませんが、間合いが詰まってきた時には、「手ドラグ」で適宜ラインを出しながら魚の動きに合わせることは可能です。と言うか、ここまできれば、ドラグリールなら勝負は一気に決めるしかありません。
ウェーディングなら一気にズリ上げ!
足場が高いところなら、一気にネットに引き込みます。ここで暴れられてネットインを外したり、更にはバラしたりするなら、それは自分の腕の悪さを恨むのみ。

LBリールと、ドラグリールについて


と言うことで、長くなりましたが、ドラグリールにはドラグリールの、LBリールにはLBリールの良さがあり、そこを理解してシーバスフィッシングを楽しめばいいと思っています。こっちじゃないとダメ、的な正解は決してないのではないかと。
最後に、LBリールはまだまだ磯用リールの顔がメインで、ルアーフィッシングで使える(使い易い)ものが少ないのが現状であり残念です。この選択肢が今後広がるよう、各メーカーさんがいいモノを出してくださることを期待しつつ、このブログを締めたいと思います~

ちゃんちゃん!

LBリールと、ドラグリールについて




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